2010年4月25日、KANさんのデビュー23周年記念日にお届けしたツイートアルバムを写真に撮っておきましたので、まずは公開しておきます。
KAN芸能生活23周年記念特別寄せ書き『ツイートだけでひっぱって』
これは、KANわんとぴ(現KANTOPI)に対して、一定のフォーマット(後述)でReply(@)の形でツイート(つぶやき)を発することで、KANさんへのデビュー23周年記念寄せ書きを作ってしまおう!
という企画でした。
集まった寄せ書きは、私SEIが責任を持って2010年4月25日の芸能生活23周年記念逆特別 KAN BAND LIVE TOUR 2010『ルックスだけでひっぱって』最終公演でスタッフの方に手渡しさせていただきました。
実はずっと前から、KANさんのデビュー23周年記念に際し、「何かKANさんにプレゼントしたいね」と仲間内や当サイトの掲示板ではちょろちょろ話していたのです。
それはツアーの追加公演が決まる直前くらい。あきらかに追加公演が25日に入るよね、こりゃ。という臭いがプンプンする日程構成でしたので。
当時は、まだ何をプレゼントするのか、どこまで広い範囲を募って企画するのか、などなど、細かいことはまだ何にも決めず、気持ちの中では、1度だけオフ会を執り行い、1人少しずつ、短い「ビデオレター」を撮って、つなげてDVDにしてプレゼントすることを考えていました。
その時点で、寄せ書きのようなことをやるのもいいね、と友人から言ってもらっていました。ベースはそんな感じでうっすらと毛が生えた程度。
その後、僕自身が完全に仕事で身動きがとれなくなり、本当ならば打ち合わせを数回開いて、オフ会!という流れで進行したかったのが、なんにもできないまま、時間だけが経っていきました。
こういう企画をやるのに、打ち合わせなしでうまくいったことなんて全くないことは、僕自身も身を以てよく実感して知っていて。ああ、せっかく23周年なのに、なにもできずに終わってしまう・・・とあきらめかけていたそのとき、ITmediaの岡田さんから「KAN OneTopi」のキュレーターになりませんか?という打診をいただいたんです。これ以上ないベストタイミングで。
瞬間的に、いろんな企画の断片が繋がっていきました。
オフ会が開けない以上、ネット上でお祝いメッセージを募るしかない。だからといって、無制限に募ったのでは、長文だらけで僕は単純に手紙やさんになるだけ。そして、それは冷たい活字の羅列にしかならない。
なので、敢えて、短い文章に熱い想いを詰め込むという緊張感のある制約をつけてみたら、読む方も読みやすいだろうし、数もたくさん集まるかもしれない、と。なにより、メッセージを書いていただく皆さんもあれこれ考えることで頭の体操にもなるし。
ということは、これは「twitter」でつぶやきを集めるのが現時点での最善策である。
答えがでました。
そして、わんとぴの事前打ち合わせでITmediaさんにお邪魔したとき、すでに企画草案は頭の中にできていて、岡田さんなどにも「すでにやりたいことがある」と頭出しをすませました。
言ってしまった以上、完遂する義務が発生。
あとは頭の中のことを整理してタイミングを見計らって募集をかける。とりあえずそこまでやればなんとか動かせる。こちらができるだけ手数を少なくツイートを収集できるようフォーマットも決めて。
しかしここからがまた大変でした。
ツイッターを初めて登録した方には、なかなか説明が不親切だったんですね。これは申し訳なかったと反省しています。結果、いろいろ試行錯誤して、マニュアルをできるだけ丁寧に作りました。
おかげさまで最終的に、113件という素数の数だけお祝いつぶやきメッセージをいただくことができました。賛同いただいた皆様には大変感謝しております。
しかし、まだまだ大変な作業が残っています。
締め切りがそもそも遅すぎた。よりによって、授受する前日に締め切りを設定するなんて。首絞めまくりです。
結果、関係者受付でお渡しするギリギリまで、銀座パセラで友人のみなさんにせっせとデコレーションを手伝っていただき、ようやく仕上がるという結果に。幸いにも、こういう工作を好んでやってくださる方がたくさんいらっしゃったので、大変助かった次第です。ありがとうございました。
途中、BGMを歌って気持ちを盛り上げて下さった皆様も、心強かったです。KIDのコピーを手伝ってくれた実妹にも感謝。場を盛り上げてくれた息子と、友人の娘さん。(ともに1歳5ヶ月)
本当に、いろんな皆様、ありがとうございました。
もっと事前に打ち合わせする時間があれば、もっと仕事が忙しくなければ、もっと考える時間があれば、もっと素晴らしい作品になったかも。
タラレバはニラレバーの親戚なので、これ以上悔やんだってしょうがないですが、あの時点での十分なパフォーマンスだったと思います。
ツイートをいただいたみなさま、助言、アドバイスをいただいたみなさま、お手伝いいただいたみなさま、ご協力いただいたスタッフのみなさま、KANさんに届けてくださった矢代恒彦さん。本当にありがとうございました。
以下、製品仕様(?)です。
「ツイートだけでひっぱって」製品仕様
・フォトアルバム仕様
・ホゴンでムギャネな方のために大型サイズフォント仕様
・素数のページ番号を付与
・素数換算全167ページ
・各左ページにKID(北青山イメージ開発)から写真を添付
・各右ページに1ページあたり7ツイート収録
・計113ツイート収録
・139ページに念願のKANさんPerfume入り証明写真搭載
・最終ページにツイートした方の一覧掲載
KANさんから『ロックボンソワ』でコメント
最終的にはKANさんに「ロックボンソワ」放送内でお礼コメントまでいただきました。ありがとうございました。(2010年5月8日放送分)
私のメールのどの部分がどのくらい読まれたのか、電波状況が悪く、中途半端にしか聴こえなかったのですが、KANさんのコメントの部分だけ鮮明に聴こえたので、雰囲気だけ書いておきますと、以下のとおりです。
送ったメール(たしかこんな感じ)
4月25日のデビュー記念日に合わせて、KANさんは絶対に使われないであろう『twitter(ツイッター)』を敢えて使ったお祝い寄せ書き企画「ツイートだけでひっぱって」のアルバムを皆で作りました。見ていただけましたでしょうか。
結果的に全国113名からの寄せ書きが集まりました。1人140字の制限だからこそ滲み出るKANさんへの想いを、感じとっていただければと思います。
KANさんのコメント(たしかこんな感じ)
読ませていただきました家で、酒呑みながら。ありがたいことです。なんかほんとに、「twitter」ってのはどんどんみんな始めだして、「え?KANさんはやらないんですか?」→「オレは絶対やらないよ」みたいな。みんながやればやるほど、絶対やりたくなくなるタイプの人なので、僕はまあやらないと思いますけど、できれば意味も理解したくない、そのくらいの感じですけれども、ね。SEIくん、そして、そこにいろいろ書いてくださったみなさん、どうもありがとうございました。と、ここで、言って届くかどうかわかりませんけれども。
twitterを薦められても絶対やらない、というのは、やっぱり想定通りのスタンスですね(笑)
「ここで、言って届くかどうかわかりませんけれども。」とのことでしたが、ちゃんと伝わってます。twitterから参加していただいた皆様にもしっかりお伝えさせていただきます。ありがとうございました。
これで、この企画も、一応の一段落を迎えた感じがします。
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