一気に30歳も若返る – 【KAN】17th Album『23歳』収録曲目発表

KAN
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2020/10/18(日)、KANさんのオフィシャルサイトにて、17th Album『23歳』の全収録曲目が発表になりました。

KAN オフィシャルウェブサイト【愛は勝つ】【23歳】【LIVE SUMMIT G7】【ポップミュージック】- www.kimuraKAN.com

<CD>
 01. る〜る〜る〜
 02. 23歳
 03. ふたり
 04. 君のマスクをはずしたい
 05. キセキ
 06. メモトキレナガール
 07. コタツ
 08. ほっぺたにオリオン
 09. ポップミュージック
 10. エキストラ

KAN オフィシャルウェブサイト CD+DVD【23歳】【ポップミュージック】 – www.kimuraKAN.com http://www.kimurakan.com/kanban/kanban095.php

10曲中、漢字はたった2文字

やみくもにがむしゃらにとっちらかってた日々は、意味不明で根拠もない変な自信に満ちていた。

KAN オフィシャルウェブサイト CD+DVD【23歳】【ポップミュージック】 – www.kimuraKAN.com http://www.kimurakan.com/kanban/kanban095.php

そんな「23歳」を表現するときに意図してこうしたのか、たまたまこうなったのか、それはきっとKANさん自身が今後のラジオレギュラー番組やゲスト出演時のインタビューで言及することになるんだろうなと思っていますが、全収録曲10曲の曲名全体を見渡して、漢字はたった2字しか登場しません。KANさん史上歴代最少記録です。

「そりゃ若々しくするためには漢字が少なくなるのも当然だ」とも言えなくはないですが、よく見ると、もっと凄いことに、アルファベットはたったの1文字も出てきません。これは、1991年の6th『ゆっくり風呂につかりたい』以来、29年ぶり2回目のことです。2曲を除いて全て英語のタイトルだった1989年の4th『HAPPY TITLE −幸福選手権−』の真逆を行っているとも言えます。

このことが何を意味するのか、はたまた全く何も意味していないのか。そのあたりにも注目して発売日を楽しみに待ちたいと思います。

一気に30歳も若返る

前作、16th Album『6×9=53』も同じく「年齢モノ」で、KANさんが53歳の時にリリースした作品でした。つまり、今作と並んで『年齢シリーズ』が一気に出来上がったわけです。

一気に30歳若返るわけですから、まだ発表されていないジャケットも含めて、見た目から何から何まで、対照的な展開が期待されます・・・と書きたくなりますが、きっとそんな期待を斜め上から裏切られることも、我々は知っています。変に詮索しても、大体その予想は間違っていることが多いので、やめておきます(笑)。

たぶん確かに言えそうなことは、18th Albumはきっと「年齢モノ」ではない、ということくらいですかね。

意外な先頭曲と、納得の最終曲

BAND LIVE TOUR 2019 クイズ・新曲は誰だ!?』を観た方には、1曲目の『る~る~る~』が意外だという感想が多かったと思いますし、私もそうでした。曲のタイトル的にこれを1曲目に持ってきていることに、ある一種の覚悟も感じます。それに、歌詞の内容的には(まだ聴いたことがない方もいらっしゃるので細かいネタバレはやめておきます)、確かにそう、アルバムタイトルから考えると、わからなくもない、と思い直した次第です。

そして、同じバンドライブツアーで最終弾き語り曲として演奏された『エキストラ』が納得の最終曲としてエントリー。これは既に発売前から名曲確定しているので、誰も異論なしですよね。

個人的に気になっているのは、これがピアノ弾き語りとして収録されるのか、それとも別アレンジがなされているのか、という点。なぜなら、ライブの時に終盤で弾いていた間奏部分が、KANさんの頭の中で鳴っているのはピアノだけではないかも、と感じられ、ちょっと期待していたりするからです。

KANさんは、最終曲がピアノ弾き語りだったオリジナルアルバムって、最近は意外と少ないんですよ。5th『野球選手が夢だった』の「君が好き胸が痛い」(厳密にはラストはピアノ単独ではないんだけども)、8th『弱い男の固い意志』の「朝日橋」、10th『MAN』の「指輪」の3曲で、それ以降は、ピアノ弾き語り自体がオリジナルアルバムに収録されること自体がほとんどなくて、16th『6×9=53』の「寝てる間のLove Song」が本当に久しぶりのピアノ弾き語りだったんです。そしてこれは最終曲ではなくて、ラストから2番目でした。

そうなんですよね。フランスからの帰国後、ピアノ一本で「弾き語りばったり」ツアーを行うようになってから、あまりにもたくさんのピアノ弾き語り曲を聴いているのと、それを収録したピアノ弾き語りアルバムも多く出ているため、自分の中で錯覚を起こしているのだと思っています。

その一方で、今回は『23歳』というタイトルなので、初期~中期のアルバム作品の時の気持ちを振りかぶって第1球を投げると、ピアノ弾き語り曲で終わるという可能性も十分にあるなあ、とも思います。

そんなときに思い出したのが、以下の2月のKANさんのツイート。

これが先行して真っ先にレコーディングしていた「エキストラ」のレコーディングだったのだとすると、ピアノ弾き語りで確定なのでしょうね。もちろん、ピアノ弾き語りでも何にも異論はないんですけれども。

ダミーリリックじゃなかった4曲目

このツイートの右側の写真に、思いっきり歌詞が譜面台に置かれていたので、おおよそこれはダミーリリックなのだろう、という予想が繰り広げられていましたが、本当に発表される曲だったというのが、意外というかそれはそれで攻めてて素晴らしいというか。歌詞もわりとしっかり読み取れるので、気になる方はぜひ拡大して解釈して、拡大解釈を。ネタバレNGの方は、ぜひ画面を縮小してください。

この先も発売までの楽しみが・・・

と、収録曲目が発表になっただけで、いろんな詮索をしてしまいますし、ここに書かなかったそれぞれの若々しそうなタイトルの曲についても、いろんな想像・妄想をしてしまいます。初めてこのアルバム収録曲がKANさんのレギュラー番組で先行オンエアされるのは、10月31日の「KANと要のWabi-Sabiナイト」なのだそうで。すでにあと2週間を切っています。

そして、今回も、自主全曲解説は繰り広げられるのでしょうか?そのあたりも含めて、引き続き、想像・妄想を楽しみたいと思います。

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