2000年6月4日、大阪まで帰郷して『freebeat! Special Live』を見に行ってきました。僕にとって、ライヴを理由とした大阪への遠征は、初めてになります。それぐらい、価値のあるモノでした。とってもよかったので、こちらで紹介します。
関西テレビ系『freebeat!』のライヴということもあり、もちろん、「花花」のおふたり、ザ☆スミトモアキさん、ちわきまゆみさんも登場、ほぼオムニバス形式のライブとなりました。ザ☆スミトモアキさんが所属するhot hip tranpoline school、花花につづき、KANさんは3番目の登場となりました。
KANパート演奏曲目
M01. WHITE LINE -指定場所一時不停止-
M02. Come Together(org. Michael Jackson)
M03. まゆみ
M04. サンクト・ペテルブルグ -ダジャレ男の悲しきひとり旅-
M05. プロポーズ
M06. 8 Days A Week
M07. ホタル
M08. ロック試練の恋
M09. Oxanne -愛しのオクサーヌ-
M10. すべての悲しみにさよならするために
個人的にとっても気に入った場面を紹介します。
まず、登場の時なんですが、キーボードの矢代恒彦さんが、めちゃくちゃ髪を短くされていまして、驚きました。登場時の皆さんの格好ですが、基本的には「LIONFLOORLADY」のツアーの時と同じ感じの服装で、KANさんとベース西嶋さんが、えらいズラかぶってました。あれは結局だれをイメージしていたんでしょう?KANさんはかまやつひろし氏の雰囲気がバリバリ出てましたが(笑)。実際は違うんでしょうね。
KANさんの前に、「リハーサルではとても派手にやってた」って花花さんがおっしゃっていたので、いったい何で始まるんだろって思っていたんですが、いきなり無弦二等分ギター(勝手に命名)で来ました。そして、ちゃんと演奏後にギターをまっぷたつに割ったときには、KANさんファン以外の方からもウケてたのには、安心しました(笑)。ただの無弦二等分ギターで「WHITE LINE」と、二等分はしなかったけど無弦ギターで「ロック試練の恋」と「Oxanne」。ライヴハウスで演奏するのにもってこいの曲で、見事に盛り上げていました。
会場がZepp大阪ということで、普段のツアーでまわっているフルメンバー(8人)で演奏されていたということもあり、ライヴハウスであの音に厚みのある「Oxanne」を聴けたことは、とっても心地よかったです。みんなで「おっぱいぱい!」って叫んでました(笑)
曲構成は、基本的には「LIONFLOORLADY」と「LIVE TOUR 1999-2000」を足して4で割ったような感じで、非常に内容の濃い仕上がりだったと思います。ただ、僕にとってうれしかったナンバーがひとつ。「ホタル」でした。
2年前の1998年、スターダスト☆レビューとの大阪・南港でのジョイントライヴ「FACE TO FACE」で聴いて以来、コンサート等で聴いていなかった「ホタル」を、あの2年前と同じ大阪・南港で、再び聴くことができたというのが、とってもうれしかったです。2年前とは僕自身の身の回りの環境が大きく変わっていますが、あの曲の雰囲気は、2年前のまま残っていました。とっても懐かしい気分になりました。
盛り上がるところでは盛り上がり、しっとりと聴かせるところでは聴かせる。KANさんのコンサート・ライヴの真髄が約1時間に凝縮された、すばらしいステージだったと思いました。大阪まで帰った甲斐があったというものです♪
さて、そのステージのあと、「freebeat!」全メンバーでセッションです。「FREE FALL(仮:最終的には『na・na・na・freebeat!』というタイトルになったとうっすら記憶しています)」と題されたこのナンバーは、KANさんが曲をつくったものに、メンバーみんなで歌詞を乗せるというパターンで、ライヴ前日にできあがったそうです。会場全体でみんなで踊るこの曲の振り付けは、野沢トオル氏。つい先日、「トオル with Gee-ホイズ」の銀座博品館劇場での公演をみて一週間しかたっていなかったのですが(笑)、やはりKANさんのコンサートでのトオルさんは、またひと味違った面もちで、どちらも違う側面で良い感じにキャラが立っていました。
最後まで、歌って踊って笑って感動して、素晴らしい3時間でした(立ちっぱなしで脚が痛くなったのは否めない(笑))。
次は、もちろん、7月16日(日)の大阪城ホールでの「Pacific Heaven」。早くも年次休暇をとる準備で頭がいっぱいです(笑)。
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