【ダブルミーニングソング】『DD!~Detail Design~』『DD!~Dream Design~』/SEI

SEI
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概要

2曲で1組。SEI史上初のダブルミーニングソングです。
音源は全く同じ、歌詞の表記が異なる2曲を同時公開。

『DD!~Detail Design~』
私を含める、IT業界でウォーターフォール型開発に従事し、詳細設計工程を頑張る方に向けた楽曲となっています。

『DD!~Dream Design~』
こちらは、自分のため、誰かのために、夢を描くみなさんに向けた楽曲となっています。

・SEI史上初ダブルミーニングソング
・自宅防音室設置記念作品
・Guitar Recに #インスタコード を完全採用した初めての作品

【まだ間に合うさ、劣後でLet’s go!】

使用機材等

PC : Dospara GALLERIA GCR1660TGF-QCG
Keyboard : KAWAI CA91, Roland A-300PRO
Guitar Rec : InstaChord IC-30
Microphone ︰ Shure MOTIV™ MV51
DAW App : Cubase 12 Artist
Movie Editor : ゆっくりMovieMaker4 Lite

Vocal & Chorus:SEI
Lyrics & Music:SEI
Arrangement & Mix:SEI
Movie:SEI

制作メモ

この楽曲は、3月24日に職場内でライブ演奏により披露し、それと同時にYouTube公開しました。

『DD!~Detail Design~』は、IT系従事じゃなくても有期性の仕事をステークホルダーが沢山いる中で日々頑張る方には、そこそこ刺さる歌詞が散在しているはずです。そしてダブルミーニングになっている『DD!~Dream Design~』は、「設計書」を「夢物語」に、合わせてさまざまな歌詞表記を一般的に言い換えたものとなっています。人生も設計して歩んでいくものですので、親和性が高いことを意識して制作したものとなります。計画した通りにうまくいかなかったときに、思い出したようにこの楽曲を聴いてもらえると、何かを取り戻すキッカケになるかもしれない、そんな念いで作りました。

詞曲やアレンジは、ざっくりと書くと、KANさんとmeiyoさんの影響を受けてエッセンスをわかるかわからないか微妙な感じで散りばめながら、楽曲全体の雰囲気はOfficial髭男dism『115万キロのフィルム』を目指しながらaiko(Radio Darlings)『メロンソーダ』の楽しさをmixしたようなイメージです(Aメロ入る前のブラスはモロに意識しています)。

Bメロ冒頭歌詞「チェックチェックチェックチェック」と「Underst..Understand?」は、わかる人にはわかったかもしれませんが、meiyoさんの『チャイニーズブルー』の「チャチャチャ」「スタンタンスタンタン」からインスパイアされています。今回は、meiyoさんの影響を受けて制作したといっても過言ではないくらいに自分の中では新しいことをやっていて、特に、こういう音遊びをぜひとも今回やってみたかった次第です。「Underst..Understand?」は、「わかっ…わかってますか?」っていう感じの二度見的な言い回し。「アンダスタンダスタン」という語感を作りたかったがための造語で、本当に英語圏でそんな言い方するかどうかは、実は知りません笑。

サビの「悩んで」&「Night and Day」は歌詞の世界では出尽くしているベタな韻踏みなのですが、我々の仕事を語るときに外せない言葉だったので採用しています。そのほかにも、IT業界でよく聞く言い回しや癖のある言葉を使っているので、スッと入ってこないものもあると思いますが、ご容赦ください。終盤の「劣後でLet’s go!」は、さすがに一般的な歌詞では出てこない韻踏みですが、IT業界では割と使っているはず。刺さるか刺さらないかは職種で決まりますね笑。

もちろん、これまで同様、KANさんの影響も受けています。例えば、『青春の風』の歌詞「明らかな温度差を作れば おのず風は吹く」から影響を受けた歌詞として、プロジェクト的な仕事をやってると、温度差があると逆に困るところからの着想で風を吹かせる仕組みを、理科の授業的にお送りしています。風を吹かせる方法はIT業界関係なく考え方は流用できると思いますので、頭の片隅に置いておきましょう。

「Dメジャー」から「Eメジャー」に転調する曲で「転調でE」~「それでいい」の流れは、プロは絶対書かせてもらえないだろう歌詞。いつか必ずやりたいと大昔から思っていたので、ようやくこの作品で実現できてスッキリしています。多少自分の声の音域に届かないことなんてどうでもいいくらい、それくらい優先度が高い要件でした。

転調後ブレイク前にはKANさんが書くうねるストリングス、所謂”ウェってなる旋律”、そしてその直後にブレイクするところでは、meiyoさんがハマいくに提供した楽曲「ビートDEトーヒ」のストリングス駆け上がりフレーズがモチーフとなっています。歌詞の中に「幾多」(生田)を入れているのもこの楽曲のリスペクトから来ています。

今回は、Guitarパートを全編インスタコードで演奏しました。ギターパートは右耳から聴こえます。特にBメロの”チュイッチューン”のところと、転調前の大サビのカッティングミュートは、今までの自分の作品では面倒くさくてやってなかったところで、インスタコード様サマサマなのです。DTMerの皆様の選択肢の一つにぜひいかがでしょうか。

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