20/12/30(水)【OFFER】TRICERATOPSトリビュートアルバム『TRIBUTE TO TRICERATOPS』発売(参加楽曲『トランスフォーマー』)

KAN
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KANさんが、トライセラトップスのトリビュートアルバム『TRIBUTE TO TRICERATOPS』に参加し、トライセラトップスの楽曲『トランスフォーマー』を独自の解釈でアレンジ・レコーディング。

TRICERATOPSトリビュートアルバム「TRIBUTE TO TRICERATOPS」 - イープラス特設サイト
2年半ぶりに活動を再開したトライセラトップス。その再始動を応援する形で、豪華ラインナップでのトリビュート盤が完成!トリビュート盤「TRIBUTE TO TRICERATOPS」12月30日発売。12月に東名阪で再始動ツアーも開催!!

参加楽曲『トランスフォーマー』

12/3に、参加アーティスト発表第2弾にて、KANさんの参加が発表されましたが、その時点ではどの楽曲で参加するかまでは伏せられており、後日発表となっていました。また、このことはKANさんのTwitterでクイズにもなりました。

私の予想はこれ歌ってもらえたらカッコイイな、という目線で 「GOING TO THE MOON」だったのですが、見事はずれ(笑)。12/11に発表された正解は「トランスフォーマー」でした。

もちろんこの楽曲も、相当カッコイイ、トライセラならではのゴリゴリロックナンバーなんですが、これをKANさんがどのように料理するのか、という想像が全くつかないので、大変楽しみです。

KANさんは、誰かの楽曲をカバーするとき、原曲の「らしさ」を損なうことなく、かつ、自分なりの分解・再構築を行うことで、原曲を知っている人にはオリジナルの良さを壊さないような印象を与えつつ、初めて聴く人には「いい曲!」と思わせることを大切にして取り組む、と公言されています。そんなKANさん、「トランスフォーマー」をかなりドラスティックに攻めた面白いことをしているそうですよ。

KANさんのコメントVTRは以下に。そんな参加楽曲への意気込みや、KANさんとトライセラの皆さんとのこれまでの繋がりの話、参加楽曲候補の話などを、KANさんならではのユーモアを交えて動き、語っています(笑)。

”自分のものになった”あの曲は選択せず

かつて2012年、「和田シャー」に扮してトライセラトップスのライブにもスペチャルシークレットゲストとして参加したことがあるKANさん。それ以来、何度か演奏している『Happy Saddy Mountain』。2013年にも『12-Bar“13”』で披露しています(リンク先はDVD発売時の記事。トレーラー映像にも冒頭しっかり出ています)

トライセラトップスと一緒にライブに出演するときには、ほぼ毎回披露。曲前のMCで、わりとどうでもいいことをだらだら話した後で、「そんなことはどうだって・・・」と告げてそのまま「いいじゃないか~」と冒頭の歌詞とともにシームレスに演奏開始する、というスタイルを定番化させています。

さらに、この楽曲がKANさんのオリジナルである『MAN』と展開に相通じるものがあり、しっくりと体に入ってくることと、そのカバーの完成度ゆえに、KANさんファンの間では、この楽曲の音源化を求める声が非常に高かったのです。

上記動画でKANさん自身も言っているように、候補に挙げようとしたものの「どっちかというと僕の曲になったのでトリビュートという意味では逆に違う」ということから(笑)、今回選択しなかったのだそうです。

全曲ダイジェストティーザー公開

12月22日に、トライセラトップスオフィシャルYouTubeチャンネルにて、全曲少しずつダイジェストで紹介するティーザー動画が公開されました。各アーティストの渾身の作品たちが豪華に並んでいるのがよくわかるのと、KANさんの”かわいい”「トランスフォーマー」が垣間見えて、ほんの一瞬なのに既にまさにご本人が目指している「浮きたい」という目標は十分に達成しているように感じられます!

ロックボンソワ初オンエアは1/2(土)予定

12月26日2021年1月2日(土)24時からの『KANのロックボンソワ』にて、KANさんが今回パフォーマンスする『トランスフォーマー』が初オンエアされるそうですので、聴取可能な環境にある方は、ぜひチェックしてみましょう。

(※)諸般の事情によりオンエア日が変更になったそうです

ファーストインプレッション

上記の通りSTVラジオ『KANのロックボンソワ』で初めてこの楽曲を聴いた感想は、以下のツイートでした。

原曲と同じキーかつ同じテンポで貫き通す、という制約を入れながら、別の世界を再構築したKANさん版トランスフォーマー。原曲の印象的なギターリフはピアノで再現され、序盤は音色的には1980年代テクノサウンドで始まった感じ。かと思うと、途中からはメロディをタイムラグで追いかけるシンセが印象的な現代テクノポップスに変身。終盤ではKANさんお得意のファンタジーなストリングスアレンジがうねり、駆け回り、最終的にトライセラサウンドでしっかりキメる(原曲は確かフェードアウト)、そんなカッコかわいい楽曲になっていました。文字で表すのはもう限界。KANさんが望んだ通り、いい意味で浮きまくっています。

KANさんの歌声のバリエーションは年齢を重ねてもどんどん広がっていっており、加えて今回は和田唱氏の声色に寄せたこともあってか、いつにも増して「カッコかわいい」の軸が最高値。還暦に近づいてもまだまだ進化し続けます。

また、本作CDは、パッケージを開くと非常に贅沢なプレゼントがあります。これはぜひご自身の目でお確かめいただきたい。

そういえば、KANさんの17thアルバム『23歳』の「メモトキレナガール」で【mental whisper】を担当した宮崎由加さん、この「トランスフォーマー」でも終盤大事なところで【TransWhisper】として参加されています。この囁きがあるのとないのとでは全然印象が違う、非常に重要な役割です。

履歴

  1. 公式サイトにて参加発表(20/12/03)
  2. 参加楽曲発表&コメント動画発表(20/12/11)
  3. 全曲ダイジェストティーザー公開(20/12/22)
  4. STVラジオ『KANのロックボンソワ』初オンエア(21/01/02)

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