2020年12月17日(木)に
石川県立音楽堂 コンサートホールで開催の
『ファンタスティック・オーケストラ KANスペシャルコンサート』に出演。
開催概要
開催概要
日時:2020年12月17日(木)18:15開場/19:00開演
会場:石川県立音楽堂 コンサートホール(金沢市昭和町)
指揮:鈴木織衛
出演:KAN オーケストラ・アンサンブル金沢
料金:SS席 6,000円/S席 5,000円/A席 4,000円/B席 3,000円
これまでKANさんがオーケストラアレンジを施してのコンサートを行うのは2011年の昭和音楽大学管弦楽団とのコンサート、そして2013年の京都市交響楽団とのスプリングコンサート以来、3度目です。回を重ねるごとに、アレンジにはバージョンアップが施されていきますので、今回も期待です。
出演者追加発表
11月24日(火)、出演者情報が更新されました。(会場近辺のポスターではもう少し前から既に記載されており、明らかになっていましたが)
この組み合わせは完全に初めてですし、光田さんとKANさんの共演となると、いつ以来になるでしょう。音の溶け込み方がこれまで経験のない雰囲気になると思いますので、非常に興味深いです。
演奏曲目
- 世界でいちばん好きな人
- キリギリス
- オー・ルヴォワール・パリ
- Menuett für Frau Triendl(演奏:弦楽四重奏)
- L’ Addestramento dell’ Arrangiamento(演奏:弦楽四重奏)
- 愛は勝つ
- 輝く星への想い〜遥か (作曲:光田健一、演奏:光田健一・OEK)
- 交響曲 第7番より 第4楽章(作曲:ベートーヴェン、演奏:OEK)
- 小学3年生
- エキストラ
この中で、フルオーケストラでの演奏となった『世界でいちばん好きな人』『キリギリス』『オー・ルヴォワール・パリ』『愛は勝つ』『小学3年生』は、いずれも2011年のコンサートでも演奏されています(2013年は『小学3年生』を除く4曲)。
ダイジェスト映像公開
1月15日、なんと、素晴らしく有難いことに、この日のコンサートの様子がダイジェストで収められた動画がYouTubeにアップされました。観に行けなかった身としては、こんなにうれしいことはありません。
それぞれの楽曲の肝となる部分、確認したかったシーンがかなり収められており、もちろん、全体のうちのほんの僅かではあるものの、雰囲気を味わえる機会をいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後の展開にも引き続き注目
今回は、コンサート準備段階の期間に、KANさんが「愛は勝つ」の第九コラージュ部分の譜面をツイートして見せてくださいました。
毎回毎回、編成が微妙に異なることもありますので、譜面は書き直していると聞きます。この世界だと当たり前なのかもしれませんが、骨が折れるプロセスだと思います。ちなみに、2011年のコンサート時に私が感銘を受けた、『愛は勝つ』の終盤で全楽器で「ジャーン」と行く直前でほかの楽器はブレイクしているところにバイオリンだけが残って高いEの音だけを数秒間にわたり貫く部分は、今回はなかったようです。(前述の動画で確認)
KANさんは、今後の野望の一つに「オーケストラ・コント」を挙げています。そして、そのフレーズは金曜コラムの随所に登場します。通常行っている「弾き語りばったり」、「BAND LIVE TOUR」、たまに行っている弦楽四重奏とのコンサートに加え、徐々に今後オーケストラとの演奏も頻度が上がってくると、本格的に「オーケストラ・コント・コンサート」の道筋が見えてくる日も近いかもしれません。その日を心より楽しみにしています。
また、参考までに、これまでのKANさんの金曜コラムにおけるオーケストラコンサートの歩みを列挙しておきます。
▼金曜コラムNo.312『KAN×昭和音楽大学管弦楽団 前半』
https://www.kimurakan.com/column/cbn312.php
▼金曜コラムNo.313『KAN×昭和音楽大学管弦楽団 後半』
https://www.kimurakan.com/column/cbn313.php
▼金曜コラムNo.403『京都を省みる』
https://www.kimurakan.com/column/cbn403.php
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