20/09/30(水)【OFFER】松原健之『雪風』カバー提供(Single『雪風/悲しみのニューヨーク』収録曲)

KAN
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松原健之さんが、KANさんが2005年に木村和名義でリリースした『何の変哲もないLove Songs』収録曲である『雪風』をカバーします。

松原健之 / TEICHIKU RECORDS
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KANさんが参加したレコーディング風景

10月15日、アップフロントグループに所属するアーティストの情報番組『アプカミ』の#194に、ちらっとKANさんが映っています。

KANさん(当時は木村和名義)の『雪風』を松原健之さんがカバーし、9/30(水)に既にリリースされていますが、今回はそのボーカルレコーディング風景が公開されています。

KANさんによる歌唱指導、ピアノ指導

そして、そこにはKANさんの姿も。松原さんの武器であるクリスタルボイスを活かしながらもKANさんの歌いまわしに近い表現も採り入れながら歌唱指導する姿や、ピアノ演奏を担当するBEYOOOOONDSの小林萌花さんには細部の表現にこだわりながらもやさしく丁寧にピアノ指導する姿が見られます。

最初に、KANさんが指導する前の通し演奏の状態も収められているので、指導によるビフォーアフターもたのしめるようになっています。おふたりの奥底に秘められた個性・素材がしっかりと着実に引き出されていく様子が非常にわかりやすく感じられます。

貴重な『雪風』の楽譜

私もそうなのですが、コード譜でピアノ弾き語りする場合、音符が乗った楽譜は不要です。よって、それを全部音符に起こすことの大変さ・不可能さは物凄くわかります。なんなら、コンディションやテンションによって毎回細かいところは変化したりします。つまりKANさんのピアノ弾き語りに「正式な楽譜」というのは存在しないのです。

今回は、それをKANさん以外の第三者が、KANさんに近い形で演奏するために、貴重な『雪風』の楽譜が誕生しています。ポイントポイントでは音符で表現しながらも、全体的にはコード譜ベースになっている特殊な楽譜(めっちゃ欲しい)。そこから、KANさんがペダルの踏み加減や音の重ね加減の調整を細部にまでこだわり、それを小林さんがしっかりと受け止めて表情をつけて完成されているのが確認できます。

平井堅さんになり切って!

今回の動画にはそのシーンそのものは登場しないのですが、KANさんが松原さんに歌唱指導する中で、展開部の「♪ゆ~き~よ~」のところで、「そこは半分、目を閉じて平井堅さんになり切って!」と指導され、心を込めて歌えるようになったのだそうです(笑)。

松原健之「雪風」DVD付CD14日発売 ビヨーンズ小林のピアノと初コラボ曲
「雪歌の貴公子」と呼ばれる歌手、松原健之(たけし、41)が14日、所属事務所の後輩でアイドルグループ、BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の音大生、小林萌花(…

CDではストリングスアレンジも

この動画公開の少し前に、松原さん+小林さんのみの演奏動画がアップされました。以下はその中のPiano Play Editバージョンです。

ここまで紹介した動画はすべてボーカル+ピアノですが、CDの音源では、このピアノに加えて、ストリングスも重ねられており、これもKANさんがアレンジされていますので、さらに「雪風」に奥行きが感じられると思います。

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ちなみに、木村和名義で2005年に発表された『雪風』が収録されたピアノ弾き語りアルバム『何の変哲もないLove Songs』は、KANオフィシャルウェブサイト『www.kimuraKAN.com』開設記念に限定生産で発売されたもので、現在は一般には流通されていません。

KAN オフィシャルウェブサイト 【ヒストリー 2005】 - www.kimuraKAN.com
KAN オフィシャルウェブサイト 【ディスコグラフィー】 - www.kimuraKAN.com

KANさんのコメント

雪歌の貴公子 松原健之(まつばらたけし) デビュー15周年記念曲『雪風』作詞・作曲・編曲 KANのコメント公開!!
株式会社テイチクエンタテインメントのプレスリリース(2020年9月30日 07時00分)雪歌の貴公子 松原健之(まつばらたけし) デビュー15周年記念曲『雪風』作詞・作曲・編曲 KANのコメント公開!...

■KANコメント
2005年に限定盤のみでこっそり発表した私の“隠していた名曲”をカバーしていただきありがとうございます。
雪の札幌をイメージしたこの曲、もとは弾き語り曲でしたが、今回あらたに弦楽四重奏の編曲を施しました。レコーディング時はまだ十九歳だった小林さんの丁寧な演奏も素敵です。松原くんの代表曲のひとつになれるよう、
多くの皆さまにゆっくり育てていただきたい作品です。

雪歌の貴公子 松原健之(まつばらたけし) デビュー15周年記念曲『雪風』作詞・作曲・編曲 KANのコメント公開!!|株式会社テイチクエンタテインメントのプレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000590.000022498.html

確かに、当初、木村和名義の「雪風」と「何の変哲もないLove Song」の2曲は、限定盤アルバム「何の変哲もないLove Songs」でしか聴けないレア楽曲、とされていたのですが、ライブでの演奏や、他アーティストのカバーが表になってきたこともあり、最終的には2曲とも、楽曲としてはレア感は薄れてきました。

しかしながら、未だに、この2曲の”原曲”が収録されているアルバムは、限定盤ピアノ弾き語りアルバム「何の変哲もないLove Songs」のみであり、それ以外には収録されていません。

レコーディング風景が追加でアップ

3月5日、松原健之さんのYouTubeチャンネルにて、さらに詳細なレコーディング風景とコメントがアップされました。

KANさんの歌唱指導シーンがこれまでより詳細に見られます。かゆいところに手が届く、でも、確かにそのままリリースされていたら気になるだろうな、という箇所で納得の指導です。

ただし、「♪雪よ〜」のところのレコーディング風景も含まれていたものの『そこは半分、目を閉じて(歌手の)平井堅さんになり切って!』のくだりは残念ながら公開されませんでした。

履歴

  1. 『アプカミ』チャンネルにてレコーディング風景映像アップ(20/10/15)
  2. 『松原健之』チャンネルにてレコーディング風景映像アップ(21/03/05)

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