【カバー曲】こっぱみじかい恋~サビのみ~(org. KAN)【DaVinci Resolve 16だけで演奏動画を作ってみた】

COVER SONG
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コロナ禍で気持ち的に沈みがちな時期に、今後の演奏動画の幅を拡げるための実験動画をアップしました。

『こっぱみじかい恋』作詞:KAN/作曲:KAN

KAN Best Album『めずらしい人生』(M08収録)

KANさんの楽曲『こっぱみじかい恋』のサビ部分を、録音機材としてDAWソフトを使わず、動画編集ソフト「DaVinci Resolve 16」だけを使って演奏動画を作ってみたものです。
実験的な試みなので、動画としては短いし、エイヤ!でミキシングしている部分もあるので、完成度は比較的低めですが、今後の創作活動の可能性を広げることができたと思います。

全楽器をピアノ鍵盤で演奏

動画を見ていただいての通り、ドラム、パーカッション、ギターも含めた全楽器を、電子ピアノの鍵盤で演奏し、MIDI入力でiPad上の音源で鳴らし、ビデオカメラの映像とともにPC上で録画。

全パートの全部品を細切れにレコーディングし、その中で使えるテイクを動画編集ソフト「DaVinci Resolve 16」にて繋ぎ合わせて編集。今回は実験的な動画なので、細かい音色や音量やクオンタイズの精度にはこだわりすぎずに完成としました。

リアルタイムMIDI入力の呪縛

全パートをリアルタイムMIDI入力でやり切るというのは想像以上に大変だということも思い知りました。実は動画の中の一部に、少し遅めに録画し、編集時に再生速度を録画時よりも少しだけ上げてつなげているものもあったりします。それでも自然で違和感を感じないような編集ができるというのが、「DaVinci Resolve 16」の強みです。

PCスペックに依存する編集スピード

今回は見ての通り、14映像が1画面内に分割で流れ、それぞれの音声が同時に鳴っている、という状況を動画編集することになったのですが、映像編集に強いゲーミングノートPCであるにも関わらず、スペックギリギリの編集状態で、冷却ファンはグオングオンと回り続けていました。動画を1本のmp4ファイルに仕上げる時も、所要時間が半端なかったです。

今回は実験的試みということで限界に挑戦する意味でしたが、今後はPCスペックの身の丈に合った分割・分散編集を心掛けたいと思います。

動画編集ソフトでも音楽レコーディングは可能

もちろん、本来DAWソフトに備わっているが、動画編集ソフトには備わっていない機能もあります。それでも、今回の”動画編集ソフト縛り”は、一定の有意義性を持った取り組みだったと自分でも思っています。いろんな制約はありつつも、動画編集ソフトでも音楽レコーディングは可能。これが今回私が出した答えです。

<参考>その後の成果

今回の実験的動画により、この方式がそれなりに使えることがわかったので、工夫できそうな点や反省点を踏まえ、この後完成した動画が以下のオリジナルソング『Spring Always Comes!』です。よろしかったらご確認いただければと思います。

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